TSM渋谷ブログ
2022年9月2日
バンドアンサンブルの心得【その3】
お疲れ様です!
ヴォーカル副担任の鎌田です。
前回に続きまして、
クリス副校長の学びの考えをもとに
プロのヴォーカリスト/ミュージシャンになるために
TSM渋谷のバンドアンサンブル授業で心掛けていることのご紹介・その最終回です!
【バンドアンサンブル授業の目標】
• 人気のあるスタンダードな曲のレパートリーを増やす!
• 歴史上の様々なアーティストに触れることが大切!そこに学びがあります
• 技術とパフォーマンスのスキルを磨く!
• アンサンブルを通して 演奏する方法を学ぶ!
• プロのように振る舞う方法を学ぶ!
• 機材の使用方法を学ぶ!
• ステージで自信をつける!
• 楽しもう!
曲やアーティストについて調べて勉強しよう!
インターネットのおかげで、現在利用できる情報はたくさんあります。
アンサンブルの授業で学ぶ全ての曲は、歴史的に何らかの重要な意味を持っています。
音楽史として、ジャンルとして特徴がある曲であったり、
時代背景にあるの出来事とリンクしている歌詞であったりします。
そのため、
その曲やアーティストについてインターネットなどで調べる時間を作ってみてください!
・歌詞はどういう意味なのか?
・アーティストの私生活や社会についての重要なメッセージはどんなものか?
・アーティストはステージでどんなファッションを着ていたか?
・どんなステージパフォーマンスや演出をしていたか? 等です。
時間を守ろう!!
アンサンブルの授業に限りませんが、
本当にやむを得ない場合を除いて、欠席したり遅れたりしないようにしましょう!
特にアンサンブルの授業では
教室であっても、ステージで・人前で歌ったり演奏することは貴重な機会です。
演奏したいのに、その機会がない人は沢山います。
プロになる前の今の段階では、プロの行動を真似ることが大切です。
プロフェッショナルは約束の時間通りに準備を整え、
いつでもライヴやレコーディングに参加できる状態にしてきます。
そのため、授業やイベントを通じて
学生のうちに時間や約束を守る習慣を身に付けることをオススメします。
「時間通りに来ること」「きちんと準備をしておく」という2つの行動は、
あなたが素晴らしいヴォーカリスト、ミュージシャンとして成功する要因になります。
オープンマインド
授業やイベント等で演奏することになった曲について、
不平を言うのはよくありません。
プロは不平を言わず、
よほどのビッグソロアーティスト出ない限りは
やりたい曲だけを選んで演奏するということはありません。
もちろん、個人で楽しめる曲を演奏したり、
曲を書いたりすることは どんどん行っていってください。
ですが、やりたいことだけを選んで、
他はやらないというのは良い考えではありません。
嫌だと思っている曲・苦手だと思っている曲にも学びがあります!
仕事を断るミュージシャンは、仕事の依頼が来なくなります!
常に良い態度で、自身の感情を押さえて音楽に取り組むようにしましょう。
教室・設備を清潔に保とう!
こちらもアンサンブル授業に限りませんが大事なことです。
教室を清潔に保つことを気にかけていきましょう!
使った椅子や楽器・機材は元の場所に戻しましょう。
次に使う人、最後に片づけをする人のことを考えて使いましょう。
学校だからというのもありますが、
実際の現場や練習スタジオでもこれを守ることで、
また一緒に仕事をしたいなと思ってもらえるし、
逆に、どんなに歌や演奏が上手くても、機材やスタジオ・控室などを大切に使えないアーティストは
仕事がなくなっていきます。
音楽ではないですが、今 成功している
大谷翔平選手はゴミを拾ったり、用具を大切にすることでも
周りにいい影響を与えていますね。
みなさんも学校生活を通じて
そんなアーティストを目指すための習慣をつけてください!
いま授業では
1年生のバンドアンサンブルも、2年生のバンドアンサンブルも
アンサンブルを通じてこういったことを学びながら、
徐々に進級制作展・卒業制作展の演目にも取り組み始めています!
授業の成果が見ていただけるので、
これを読んでいただいている高校生のみなさんや保護者さま方もぜひ注目していただければと思います!
では!
鎌田
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